50年程前、お父様が購入し娘さんが譲り受けたという大切なロッキングチェア。
ある日腰かけた際に座面が割れてしまい、修繕業者を探し弊社に連絡をいただきました。
お子様がまだ小さい時に抱きながら座っていた椅子、傷のひとつひとつに思い出が詰まっています。このままの風合いを保ちたいとご希望がありましたので、色のタッチアップ(補修)はせずに接着固定の修繕をしました。
お父様から引き継いだロッキングチェアをいずれは娘さんにも譲りたい、と素敵なお話を聞かせていただきました。
座面の割れもお子様の成長の証ですね。
思い出の家具のお手伝いが出来た事、とても嬉しく思います。ありがとうございました。