およそ1か月の期間をいただいたE邸のリフォーム工事、先日無事にお引渡しの日を迎える事が出来ました。
今回キッチンリビングは、木材とホーローキッチンパネル、素材の違う2種類を組み合わせています。
キッチンパネルは拭き掃除などのお手入れが簡単に、またマグネットが付くのでリモコンや鍵など細々したものの「付ける収納」が可能になり、壁に穴を開けることなくカレンダーを飾ることもできます。ご提案いただいたのはお施主様。なるほど!と私たちも日々勉強です。
パネルの継ぎ目は最小限に、バランスや使いやすさも考え、木の暖かさとホーローの利便性を兼ねそろえたお部屋ができました。
責任とこだわりゆえに遅くまで作業させていただいた日もありご迷惑をおかけしましたが、「丁寧に責任を持ってやってくれたよ」とお褒めの言葉をかけていただきました。お客様からの声がスタッフ一同励みになります。
そして、すてきな話をひとつ。
吊戸棚から出し入れする際に使用している踏み台、今は成人されているお嬢様が小学生の時に弊社木工教室で作った作品との事。思い出と共に長い間大切にしていただいている事、とても嬉しく思います。
長年ご愛用いただいている弊社製作のまな板削りのご依頼も受け、お預かりしてまいりました。縁あって出会ったお客様方の日々の生活に寄りそう企業であり続けたい…改めてそう感じました。
今回、たくさんの打ち合わせやご提案の中で、弊社といたしましても新しい発見と挑戦の機会をいただきました。生まれ変わったリビングでご家族の温かな時間が増えますように。
ご依頼、誠にありがとうございました。
※木工所ならではの造作家具も設置させていただきました。後日ご報告いたします。